3月15、16日のマドリッド旅行、マドリッド自体のいわゆる観光名所はほとんど見て回りませんでした。食い倒れ記録の冒頭で言及しましたが、珠玉のプラド美術館、ピカソの大作「ゲルニカ」があるソフィア王妃美術センター、そして贅の限りが尽くされたという王宮には近いうちに絶対に再訪しなければなりません。
ということで、今回のマドリッド旅行記を締め括るにあたっては、町歩きをしながらのスナップショットをご紹介したいと思います。
15世紀から続くというマドリッドの蚤の市、ラストロ。民芸品、日用品からガラクタまで売られていて大賑わい。毎週日曜日に開催されています。その中で、漢字をデザインしたTシャツばかりを取り扱う店を発見しました。「KANJIS JAPONESES」だそうですが、中には読めないものも売られていました。
このように大きなガラスケースの中にポテトチップスをどっさり入れたお菓子屋さんを何軒も見かけました。店員に欲しい分量を言って、その分だけショベルのようなものですくってビニール袋に詰めてもらう、そんなシステムのようです。
スペイン広場中央に立つドン・キホーテとサンチョ・パンサの像。やせ馬に乗って勇ましく構えるキホーテとロバにでっぷりと乗ったサンチョが、物語そのままで微笑ましいです。観光客が次々と一緒に記念撮影をしていました。因みに後ろの白い石像は、物語の作者セルバンテスです。
王宮と向かい合って立つ、アルムデーナ大聖堂。着工から110年を経た1993年、20世紀に唯一ローマ法王によって献堂式が行われた大聖堂だそうです。マドリッドの守護聖母アルムデーナを祀り、ライトアップされて夜空に浮かぶ姿が美しかったです。
スペインの日本橋、つまり、スペインの道路の起点となっている広場プエルタ・デル・ソル。その広場の一角に立つ、熊とヤマモモの像。どういうわけか、熊とヤマモモのセットがマドリッドの紋章だそうです。紋章には鷲やライオンが用いられることが多いような気がします。マドリッドは随分と茶目っ気があるなと思いました。
マドリッド最大のターミナル、アトーチャ駅。駅構内になんと熱帯植物園があり、驚きました。特に植物の周りは熱気と湿気でムンムン。夏はさぞかし居心地悪いだろうなと思わせるに足ります。なぜわざわざ駅でこのような試みをスタートさせたのか、その経緯はどのようなものでしょうか。
そして太陽は世界中どこでも昇っては沈みます。マドリッド、王宮横の高台から丁度沈み行く夕日を望むことができました。雲一つない空を真っ赤に染め上げていきます。
ポテトチップスあのように売られているのは
アジアだけだと思っていました。
>大人の風格ってところですよ。
ありがとうございます。
その言葉を励みにがんばります。
投稿情報: hitsuji | 2009-04-08 08:45
>hitsujiさん
あれ、アジアってああいう風に売られてるんだっけ?
マドリッドは乾燥してるから湿気なくて大丈夫なのかと思っていたのだけれど、アジアだとどうだろう。
投稿情報: Shibuya | 2009-04-08 15:44